ご挨拶&東京国際ろう映画祭について
2017年は東京ろう映画祭開催にあたり多くの皆様から応援をいただき、心より感謝、御礼を申し上げます。
さらなる国際化へ向け、名称を「東京“国際”ろう映画祭(以下、TDF)」と改め、2019年5月31日‐6月3日に第2回を開催すべく、スタッフ一同、準備を進めています。
2019年のテーマは「可能性」です。
この世界は様々な可能性に満ちています。良いものも悪いものも含めて、それらは思いがけないところから立ち現れます。
私達の生きる現実に対して想像し、考え得るあらゆる物語を、映画を通してより多くの皆様に提供していきたいと考えています。
第2回東京国際ろう映画祭においても、心ゆくまで「ろう映画」の世界をお楽しみいただければ幸いです。
東京ろう映画祭実行委員会 代表 牧原 依里
代表挨拶
東京国際ろう映画祭は、ろう者スタッフが映画をセレクトする映画祭です。
日本の渋谷で2年に1回、ろう者・聴者がスタッフとなって開催します。本映画祭では、ろうにまつわるテーマを主に中編・長編映画を上映します。ろう者をとりまく手話社会、ろう文化を映した作品を多くの聴者、そしてろう者自身にも観ていただき、その魅力を深く知って頂くことでろう者の社会や芸術の発展に寄与し、聴者とろう者の相互理解の場を創出することを目的としています。
映画祭の上映プログラムでは、手話弁士の登壇や、フィルム上映、邦画の日本語字幕付き上映などの他、国内外からゲストをお招きしたアフタートークやシンポジウム、写真展、ワークショップなど幅広い企画を実施しています。
第1回は「視覚の知性」をテーマに、2017年4月7日〜9日、渋谷・ユーロライブにて開催しました。
アジア初上映作品や日本未公開作品などを含む世界中からバラエティ豊かな12作品をセレクションし、動員数1500名と多くの観客にご来場いただきました。また本映画祭で上映した日本未公開作品に配給が付き、2018年に日本で上映されるなど、影響は映画祭だけにとどまりません。
今後も国際化に向けて英語字幕付き上映や、国際手話、音声認識アプリを介しての多言語対応などより多くの外国人のお客様にもご来場いただけるよう準備を進めていきます。
東京国際ろう映画祭について
実行委員会 公式サイト(https://www.tdf.tokyo/)
第二回東京国際ろう映画祭 特設サイト(https://tdf2016office.wixsite.com/tdf2019)
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お問合せ先
東京ろう映画祭実行委員会