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関連企画 

 -ワークショップ -

アメリカ映画業界のろう者と聴者

WS

◆ WORK SHOP   ワークショップ

「アメリカ映画業界のろう者と聴者」

ー The Deaf Essence in the Film Industry ー

日時 : 2019年6月2日(日)13:00~15:00 (受付12:45~)

会場 : チェレステ・スタジオ松濤(渋谷・ユーロライブから徒歩200m)

〒150-0046 東京都渋谷区 松濤1-8-16 アトラス松濤3階 

参加費:前売券2,500円(当日受付3,000円)

定 員:45名(定員に達し次第、締め切らせていただきます)

東京国際ろう映画祭で日本初上映される『リバース・ポラリティ』の監督、ジュール・ダメロン氏と主演俳優ジョシュ・カスティーユ氏 が特別記念ワークショップを行います!

ろう文化やろう表現を大事にした作品を聴者と一緒に制作する、ろう者に限らずにすべての観客に楽しんでもらうための映画制作の進め方などお二人の経験に基づいてお話しいただきます。

その後に、ろう者と聴者が歩み寄る方法について全員とともにディスカッションしながら考えていきます。

情報保障がございますので手話を知らない聴者でもご参加いただけます。奮ってご参加ください。

登壇者

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ろう者。ギャローデッド大学でテレビション・映画の学士号、南カリフォルニア大学で映画製作の修士号を取得。 ニューヨーク・デフ・シアター  の「MapleVine」を通して演劇の方向性を探る。ノルウェーでテレビシリーズ「Møkkakaffe」を監督する他、「Different Colors」「Rolling in the Deep」「Lazy Song」等の多数のASLミュージックビデオを制作。「Crazy Town」「Don't Shoot the Messenger」などの短編映画やオンデマンドシリーズ等も監督をつとめる。

​映画監督

ジュール・ダメロン

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カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とするろう者のパフォーマンス・アーティスト。

芸術の境界を探るコラボレーションの形成を目指して、アメリカ手話マスター、監督、俳優、セットデザイナーなど、様々な役割でプロジェクトに携わる。ユニークかつエンターテイメントな方法でろう者と聴者の両方にパフォーマンス・アートを伝え、人々をつなげる活動を行っている。

​俳優

ジョシュ・カスティーユ

情報保障:アメリカ手話⇔日本手話⇔音声通訳(日本語)で提供いたします。音声認識アプリUDトークのご使用を希望される方は事前にお知らせください 。

キャンセルポリシー:申込後にキャンセルされる場合5月24日(金)らキャンセル料(参加費全額)が発生いたしますのでご了承ください。(後日、銀行口座にお振込みいただくことになります)

◆ SYMPOSIUM シンポジウム

手話と映像との親和性が高く、ITテクノの進化で映像を撮ることが容易になってきた今、映像制作をするろう者が急激に増加し、ろう監督やろう俳優による作品の映画進出が世界的な潮流となりつつあります。そこで今回、シアトルろう映画祭ディレクターとCINEDEAF (ローマ国際ろう映画祭)の運営スタッフをお招きし、各ろう映画祭の特色や運営方法、ろう映画祭の意義と可能性などについてお話しいただきます。進行役の今井ミカ氏とともに、ろう映画祭の現在と未来について、東京国際ろう映画祭の代表、牧原依里を交えてパネルディスカッションを行います。

登壇者

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DEAF SPOTLIGHTの理事長兼シアトルろう映画祭のフェスティバルディレクター。「#deaftalent」というハッシュタグを考案する等、ろう者がアーティストになることができる機会を広めている。

シアトルろう映画祭フェスティバルディレクター

​マイケル・アンソニー

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ローマろう研究所(ISSR)職員(研究員、アーキビスト、司書)。史学博士。CINEDEAF (ローマ国際ろう映画祭)の創設メンバーで、イベントや関連企画のコーディネートを担当。

CINEDEAF(ローマ国際ろう映画祭)創設メンバー

​ルカ・デス・ドリデス

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東京ろう映画祭実行委員会 代表。映画作家。ろう者の“音楽”をテーマにしたアート・ドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』(2016)を雫境(DAKEI)と共同監督、2018年は劇場公開の映画『ヴァンサンへの手紙』の配給・宣伝を担う。

​東京国際ろう映画祭 プログラマー/プロデューサー

​牧原 依里

司会

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ろう者の映画監督。監督作『あだ名ゲーム』『100ページ目の告白』『食べる。』『私たちは、あきらめない~朋心会~』など。2018年『虹色の朝が来るまで』初めて音響をつけた映画作品が完成、国内外の各映画祭にて注目される。

​映画監督

​今井 ミカ

情報保障:日本手話・アメリカ手話・国際手話 / 音声日本語・文字による日本語と英語 提供。

シンポ1

「日本・アメリカ・イタリアのろう映画祭からみる現在と未来」

日時 : 2019年5月31日(金)20:30~22:00

会場 : 渋谷・ユーロライブ

〒150-0044  東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F

参加費:一般:前売券800円 当日券1,000円 / TDFサポーター:前売券 500円 当日券700円

定 員:160名(定員に達し次第、締め切らせていただきます)

※他の上映作品同様PassMarketパスマーケットよりお買い求めいただけます。

◆ SYMPOSIUM シンポジウム

オーラル・ヒストリー(口述記録)は、「個人や組織の経験をインタビューし、記録を作成して後世に伝える」方法のひとつです。手話が文字をもたない言語であることから、手話におけるオーラル・ヒストリーの重要性について以前から注目されています。

今回、東京ろう映画祭実行委員会では、第二回東京国際ろう映画祭開催の共同企画としてパートナーシップであるCINEDEAF(ローマ国際ろう映画祭)を主催しているローマろう研究所(ISSR)職員ルカ・デス・ドリデス氏をお迎えするにあたって、ローマろう研究所で実施しているイタリア手話のオーラル・ヒストリープロジェクトについてお話いただきます。

イタリアでは、様々な分野とイタリア手話、ろう文化に精通した、ろう者と聴者によるチームを結成し、

2016年よりイタリア手話での語りの収集・保存・評価に関する研究をスタート。この活動をきっかけに、様々な事業が展開されています。

テクノロジーの発達によって手話が今後消えていくといわれる中、ローマろう研究所での取り組みは他の分野での利用可能性、今後の展望など、大いに参考になる内容ばかりです。ルカ・デス・ドリデス氏のほか、森壮也氏、小谷眞男教授と各分野で活躍されているご登壇者を迎えて、皆さまに手話とオーラル・ヒストリーの意義についてお伝えいたします。

シンポ2

「ろう者の言語、歴史、文化とオーラルヒストリー」

日時 : 2019年6月5日(水)19:00~21:05 (受付18:30~)

会場 : イタリア文化会館 1階エキジビションホール

(九段下駅(2番出口)から徒歩 10分/半蔵門駅から徒歩 12分/市ヶ谷駅から徒歩 15分)

〒102-0074 東京都千代田区九段南2丁目1−30

参加費:一般:前売券800円 当日券1,000円 / TDFサポーター:前売券 500円 当日券700円

定 員:80名 (定員に達し次第、締め切らせていただきます)

登壇者

ルカの活動写真.jpg

ローマろう研究所(ISSR)職員(研究員、アーキビスト、司書)。史学博士。研究分野は主に障害者、特にろう者と精神病院問題に関心が強い。イタリア手話(LIS)による口述記録の保存プロジェクト「Ti segno la storia(歴史を手話で語ろう)」およびEUホライズン2020のプロジェクト「The Sign-Hub:統合的リソースを用いたヨーロッパろう手話コミュニティの言語・歴史・文化的財産の保存、研究、醸成」に携わっている。近年、イタリアオーラルヒストリー学会(AISO)と共同でLISによるオーラルヒストリー学校・講座を実施している。

ローマろう研究所(ISSR)職員

​ルカ・デス・ドリデス

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手話言語学者・開発経済学者、IDE-JETRO主任調査研究員。日本手話学会元会長、障害学会元理事。『手話を言語と言うのなら』(ひつじ書房、共同編集)『途上国障害者の貧困削減』(岩波書店、国際開発学会特別賞)、『障害と開発の実証分析』(勁草書房、国際開発大来賞)等。

手話言語学者・開発経済学者

​森 壮也

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1986年東京大学卒。92〜94年イタリア遊学。98年お茶の水女子大学着任。現在、同大学教授。専門はイタリア法史。他方、2010年度に新設科目「手話学入門」を立ち上げ現在までコーディネート役を担当。

お茶の水女子大学教授

​小谷 眞男

情報保障:当日は日本手話・イタリア語・日本語、また文字によるイタリア語と日本語を提供します。

キャンセルポリシー:申込後にキャンセルされる場合5月29日(水)らキャンセル料(参加費全額)が発生いたしますのでご了承ください。(後日、銀行口座にお振込みいただくことになります)

◆ CLOSING CEREMONY クロージングセレモニー

日時 : 2019年6月3日(月)16:40上映回後

あなたの1票が決める!第2回東京国際ろう映画祭公募作品の観客賞受賞作品を発表します。

※6月3日(月)16:40上映回チケットを購入した方のみ参加可能です。

クロージングセレモニー
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